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全てのファンに愛される…なら いいのです。 全ての知り合いに愛される…って こんなにも哀しいことだったのですね。 青山二郎さんが、「ふうちゃん」を評したという 行き場を失くした孤独な虎が、自らの手綱を咥えて彷徨っている それに近いものを感じてしまう ふうちゃんは、周囲の男性皆が魅了されたことで知られるけれど、女性たちも魅了していた。痛々しさを感じるほど自分を与えることで。無意識に相手の望む人間になってしまうことで。 親しい方それぞれが 違った面を見ていた それは、彼女が 相手の望みを映す鏡だったからでしょう 母が欲しい人には母、姉が欲しい人には姉、…妹、娘、先輩、同志… みんなのことわかってたのに 自分を分かってもらおうとはしなかった 悩みを相談するのも 相談して欲しいと向こうが思ってる相手に 内容も選んで。 全てを受け止めてもらおうとして拒否された経験は あまりに深い痛手だったのでしょうか 皆に愛されるのは 本人にとって 誰からも愛されないのと紙一重なのかもしれない 私も他人に物凄く親身になる人を知ってる。 多忙な外科医の母と海外出張の多い父と 世話してくれるのではなく逆に彼女に面倒を見て欲しい祖母に囲まれ 自分の心配は自分でしてきた人だ。 皆に愛されているけれど、高いプライドと自己嫌悪で いつも激しく揺れている人。 |
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